第107回看護師国家試験問題解説 午前 41-50

第107回看護師国家試験問題解説 午前 41-50

問題41(午前 第107回看護師国家試験問題)
全身麻酔下で食道再建術を受ける患者への術前オリエンテーションで適切なのはどれか。
1. 「口から息を吸って鼻から吐く練習をしてください」
2. 「手術の直前に下剤を飲んでもらいます」
3. 「手術中はコンタクトレンズをつけたままで良いです」
4. 「麻酔の際は喉に呼吸用の管を入れます」
解答解説






★解答解説★

正解4

問題42(午前 第107回看護師国家試験問題)
生活習慣が発症に関連している疾患はどれか。
1. 肺気腫
2. I型糖尿病
3. 肥大型心筋症
4. 重症筋無力症
解答解説






★解答解説★

正解1

問題43(午前 第107回看護師国家試験問題)
難病の患者に対する医療等に関する法律〈難病法〉に基づく医療費助成の対象となる疾患はどれか。
1. 中皮腫
2. C型肝炎
3. 慢性腎不全
4. 再生不良性貧血
解答解説






★解答解説★

正解4

問題44(午前 第107回看護師国家試験問題)
慢性疾患の患者に対する自己管理の支援で最も適切なのはどれか。
1. 患者自身の失敗体験をもとに指導する。
2. 病気に関する広範囲な知識を提供する。
3. 症状に慣れる方法を身につけるように促す。
4. 自分の身体徴候を把握するように指導する。
解答解説






★解答解説★

正解4

問題45A(午前 第107回看護師国家試験問題)
さん(56歳、男性)は、化学療法後の血液検査にて好中球数300/㎜3立法であった。Aさんの状態で正しいのはどれか。
1. 入浴を控える必要がある。
2. 日和見感染症のリスクが高い。
3. 口腔ケアには歯間ブラシを用いる必要がある。
4. 化学療法の開始前と比ベリンバ球数は増加している。
解答解説






★解答解説★

正解2

問題46(午前 第107回看護師国家試験問題)
Aさん(35歳、男性)。身長175cms体重74kgである。1か月前から腰痛と右下肢のしびれが続くため受診した。腰椎椎間板ヘルニアと診断され、保存的療法で経過をみることになった。Aさんへの生活指導として適切なのはどれか。
1. 「体重を減らしましよう」
2. 「痛いときは冷罨法が効果的です」
3. 「前かがみの姿勢を控えましょう」
4. 「腰の下に枕を入れて寝ると良いですよ」
解答解説






★解答解説★

問題46

正解は、3 といたします

ヘルニアとは、体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態の

ことですね。

これが、背骨のクッションである『椎間板』におこったものを椎間板ヘルニアと呼び、

椎間板の中に存在する、髄核というゲル状の組織が、外に飛び出してしまっている状態

となります。

想像しただけでも、痛そうです・・・

Aさんは、保存的療法で経過観察とありますので、生活面での

おじぎをしたり、いすに座るなど、【前かがみの姿勢】になると、症状が強まるのと

されます。

ちなみに、設問1ですが・・・

BMI(BODY MASS  INDEX)とは、1994年に、WHOで定めた肥満判定の

国際基準のことですね。

BMI=  体重キログラム ÷ (身長 メートル)÷ (身長 メートル)で

計算しますと、Aさんの、BMIは、約 24 となります。

BMIでは・・・

18.5未満を、低体重

18・5以上25・0未満を、標準

25・0以上30・0未満を、肥満(1度)

30・0以上35・0未満を、肥満(2度)

35・0以上40・0未満を、肥満(3度)

40・0以上を、肥満(4度)とするそうです。

BMIの計算式、は世界共通ですが、判定基準は各国で異なり、日本でのBMIの理想値は

男性が、22・0、女性は、21・0とされます。

これらの数値に近いほど「統計的に病気にかかりにくい体型」と疫学調査で、判明して

いりとのこと。

逆に肥満を示す、25・0を超えると、糖尿病、脳卒中、心臓病、高脂血症、高血圧などの

生活習慣病にかかりやすいとされています。

BMI:24 を、適正体重の範囲として、まずは、前かがみの姿勢を控えることを

優先する・・・という理由から、 設問3を 正解といたしました。

Aさんの体重。

もうちょっと、重く設定してくれたてたらいいのに・・・   

なんて。

問題47(午前 第107回看護師国家試験問題)
老年期の心理社会的葛藤を「統合」対「絶望」と表現した人物はどれか。
1. ベック,R.C
2. バトラー,R.N,
3. エリクソン,E.H,
4. ハヴィガースト,R.J.
解答解説






★解答解説★

正解3

問題48(午前 第107回看護師国家試験問題)
平成26年(2014年)の国民生活基礎調査における65歳以上の高齢者がいる世帯について正しいのはどれか。
1. 単独世帯は1割である。
2. 三世代世帯は3割である。
3. 夫婦のみの世帯は4割である。
4. 親と未婚の子のみの世帯は2割である。
解答解説






★解答解説★

正解4

問題49(午前 第107回看護師国家試験問題)
Aさん(66歳、男性)は、Lewy〈レビー〉小体型認知症であるが、日常生活動作〈ADL〉は自立している。介護老人保健施設の短期入所〈ショートステイ〉を初めて利用することとなった。施設の看護師は、同居している家族から「以前、入院したときに、ご飯にかかっているゴマを虫だと言って騒いだことがあったが、自宅ではそのような様子はみられない」と聞いた。入所当日の夜間の対応で適切なのはどれか。
1. 虫はいないと説明する。
2. 部屋の照明をつけたままにする。
3. 細かい模様のある物は片付ける。
4. 窓のカーテンは開けたままにする。
解答解説






★解答解説★

正解3

問題50(午前 第107回看護師国家試験問題)
Aさん(70歳,女性)。夫(72歳)と2人暮らし。慢性腎不全のため腹膜透析を行うことになった,認知機能や身体機能の障害はない。腹膜透析について説明を受けた後,Aさん,は「私のように高齢でも自分で腹膜透析をできるのか心配です。毎日続けられるでしょうか」と話した。Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。
1. 「誰でも簡単にできます]
2. 「ご家族に操作をしてもらいましょう」
3. 「訪問看護師に毎日見守ってもらいましょう」
4. 「同年代で腹膜透析をしている人の体験を聞いてみましょう」
解答解説






★解答解説★

正解4

午前 問題11-20

午前 問題21-30

午前 問題31-40

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午前 問題61-70

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午前 問題81-90

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午前 問題101-110

午前 問題111-120

 

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