第31回介護福祉士試験問題 解答解説 問題109-113 医療的ケア

午後問題

第31回介護福祉士国家試験問題109-113

医療的ケア

第31回介護福祉士国家試験問題無料解答解説

 

★【問題109】

次のうち、スタンダードプリコーション(standard precautions : 標準予防策)において、感染する危険性のあるもの
として取り扱う対象を1つ選びなさい。

1 汗

2 唾液

3 経管栄養剤

4 傷のない皮膚

5 未使用の吸引チューブ

 

 

 

 

問題109★★★解答2

解説

問題109のテーマは、感染症。

具体的な感染性疾患と思い浮かべることで、ここは、がんばって、設問2の、

唾液を選べたのではないでしょうか。

★【問題110】

喀痰吸引の実施が必要と判断された利用者に対して、喀痰吸引を行うことに関する次の記述のうち、最も適切なものを
1つ選びなさい。

1 日中は、 1時間おきに吸引を行う。

2 食後の吸引は避ける。

3 入浴時は、その前後に吸引を行う。

4 就寝後は吸引を控える。

5 仰臥位を2時間保ってから行う。

 

 

 

 

問題110★★★解答2

解説

基本的には、食後の吸引は、避けることがのぞましいでしょう。

口腔内吸引が原因で嘔吐することもありますし、誤嚥性肺炎の原因にもなりえます。

さらに、

口腔内吸引は口腔内や気管粘膜を傷つける可能性があり、出血や低酸素症、徐脈、低血圧を

起こすことがあります。

これらは時間が経過してから起こることがありますので、十分な観察が必須ですね。

★【問題111】

気管切開をして人工呼吸器を使用している人の喀痰吸引に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 気管カニューレを抜いて、吸引を行う。

2 頚部を前屈した姿勢にして、吸引を行う。

3 1回の吸引時間は、 20~30秒とする。

4 吸引チューブの挿入の深さは、気管分岐部の手前までである。

5 吸引を終了した後は、人工呼吸器の作動状況を確認する。

 

 

 

 

 

 

問題111★★★解答5

解説

これ。

ほんとうに。

たいせつです。

御存知のとおり、吸引中、患者さんは、呼吸ができないからですね。

★【問題112】

胃ろうによる経管栄養の実施手順として、栄養剤を利用者のところに運んだ後の最初の行為として、最も適切なものを
1つ選びなさい。

1 体位の確認

2 物品の劣化状況の確認

3 栄養剤の指示内容の確認

4 本人であることの確認

5 経管栄養チューブの固定状況の確認

 

 

 

 

問題112★★★解答4

解説

基本中の基本ですね。

★【問題113】

イルリガートル(注入ボトル)を用いた経鼻経管栄養に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 栄養剤は、半固形化栄養剤を用いる。

2 嘔気があるときは、注入速度を遅くして滴下する。

3 イルリガートルに栄養剤を入れてから、 2時間後に滴下する。

4 栄養剤の液面は、胃から50 cm 程度高くする。

5 使用した物品は、消毒用エタノールにつけて消毒をする。

 

 

 

 

 

問題113★★★解答4

解説

鼻から、胃まで、チューブを挿入して、栄養剤を注入する方法が、

『経鼻経管栄養法』ですね。

イルリガートルとは、栄養剤を入れて、輸液スタンドに吊り下げる、

容器のこと。

注入の際には、いくつかの、約束事があります。

設問4にあるように、

栄養剤の液面は、胃から、50センチメートルほど、高くするというのも、

その1つ。

患者さんの、腰の位置よりも、50センチ以上、上にするのは、注入速度に

関連してくるからですね。

これ以上、高くすると、滴下速度が速まることがあり、また、下すぎると、

滴下速度が、遅くなってしまうことがあるためです。

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