第106回看護師国家試験問題解説と解答速報 問題31-問題40

第106回看護師国家試験午前

問題31-問題40までの解説です。

随時精査し、解説の精度も上げてまいります。時間を置いて再度ご確認下さい。

問題難易度アンケートはこちらからです。

予想合格基準点アンケートはコチラからです。

 

問題31

腹部CT(別冊No. 2)を別に示す。

矢印で示す部位について正しいのはどれか。

1.肥満細胞で構成される。

2.厚さはBMIの算出に用いられる。

3.厚い場合は洋梨型の体型の肥満が特徴的である。

4.厚い場合はメタボリックシンドロームと診断される。

 

 

 

 

 

正解は、 精査中です。 今しばらく、御時間の猶予を・・・

 

問題32

放射線療法について正しいのはどれか。

1.Gyは吸収線量を表す。

2.主に非電離放射線を用いる。

3.電子線は生体の深部まで到達する。

4.多門照射によって正常組織への線量が増加する。

 

 

 

 

 

正解は、1と 考えます。

ニュースなどで頻繁に使われる、【シーベルト】だけが、放射線の単位ではありません。

Gy(グレイ)もその1つで、

放射線が、物質に当たると、その持っているエネルギーを物質に与えることになります。。

グレイ(Gy)は、物質が、単位質量あたりに放射線から受けるエネルギー量を示す値であり
『吸収線量』と呼ばれます。

放射線生物学の祖と呼ばれる、イギリス人物理学者であるルイス・ハロルド・グレイの
名前にちなみ、放射線の単位として、その名前が使われているのですね。

問題33

Alzheimer〈アルツハイマー〉病で正しいのはどれか。

1.基礎疾忠として高血圧症が多い。

2.初期には記銘力障害はみられない。

3.アミロイドβタンパクが蓄積する。

4.MRI所見では前頭葉の萎縮が特徴的である。

 

 

 

 

 

正解は、3と 考えます。

 

問題34

ペースメーカー装着忠者における右心室べーシンク波形の心電図(別冊No. 3)を別に示す。心電図の記録速度は通常の25mm/秒であり、矢印で示した小さなノッチがペースメーカーからの電気刺激が入るタイミングを示している。

第106回看護師国家試験問題34画像

第106回看護師国家試験問題34画像

 

 

心電図波形によって計測した心拍数で正しいのはどれか。

1.30/分以上、50/分未満

2.50/分以上、70/分未満

3.70/分以上、90/分未満

4. 90/分以上、99/分以下

 

 

 

 

 

 

 

正解は、精査中です。 今しばらく、御時間の猶予を・・・

 

問題35

労働者災害補償保険法に規定されているのはどれか。

1.失業時の教育訓練給付金

2.災害発生時の超過勤務于当

3.有害業務従事者の健康診断

4.業務上の事故による介護補償給付

 

 

 

 

 

正解は、4と 考えます。

働く人であれば、どなたも決して他人事ではない、労災。 われわれをまもる、労働者災害
保障保険法には、下記のように規定されています。

第二節 業務災害に関する保険給付

第十二条の八  

第七条第一項第一号の業務災害に関する保険給付は、次に掲げる保険給付とする。

一  療養補償給付

二  休業補償給付

三  障害補償給付

四  遺族補償給付

五  葬祭料

六  傷病補償年金

七  介護補償給付

問題36

高齢者における肺炎の三次予防はどれか。

1.口腔内の衛生管理

2.肺炎球菌ワクチンの接種

3.呼吸リハビリテーション

4. 健康診断での胸部エックス線撮影

 

 

 

 

 

 

正解は、3と 考えます。

三次予防とは、治療の過程において保健指導やリハビリテーションなどによる、機能回復を
はかるなど、社会復帰を支援し、再発を予防することをいうとされます。

ということは・・・

健康増進、疾病予防、早期発見、早期対処などは、一次、若しくは、二次予防となります。
よって、1、2、4、は、却下に。

 

問題37

患者と看護師の関係において、ラポールを意味するのはどれか。

1.侵されたくない個人の空間

2.人間対人間の関係の確立

3.意図的な身体への接触

4.自己開示

 

 

 

 

 

 

 

正解は、2と 考えます。

ラポール(RAPPORT)とは、信頼の意味。

心理学用語では、主として、2人の人間のあいだにある、相互信頼の関係をいいます。

問題38

看護における情報について正しいのはどれか。

1.尺度で測定された患軒の心理状態は主観的情報である。

2.人院費用に関する忠者の不安は客観的情報である。

3.観察した食事摂取量は客観的情報である。

4.既往歴は主観的情報である。

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、3と 考えます。

選択肢1の、尺度という用語に、惑わされてはなりません。

落ち着いて。落ち着いて。 じっくり読んで、主観的情報と、客観的情報に区分け
できればOK!な問題です。

ここは、取りこぼさずに、1点追加とまいりましょう!!

 

問題39

Barre〈バレー〉徴候の査定の開始時と判定時の写真(別冊No. 4 ①~④)を別に示す。

第106回看護師国家試験問題39画像

第106回看護師国家試験問題39画像

左上肢のBarre〈バレー〉徴候陽性を示すのはどれか。

1.①

2.②

3.③

4.④

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、精査中です。 今しばらく、御時間の猶予を・・・

問題40
入院中の妻を亡くした直後の夫へのグリーフケアで最も適切なのはどれか。

1. 妻の話を夫とすることは避ける。

2.夫の悲嘆が軽減してからケアを開始する。

3.夫が希望する場合は死後の処置を一緒に行う。

4.妻を亡くした夫のためのサポートグループへの参加を促す。

 

 

 

 

正解は、3と 考えます。

受け止める。 悲しみを。 受け止める。つらさを。 受け止める。 きぼうを。

問題文にある、『直後』という箇所に、着目しての解答がベストでしょう。

問題難易度アンケート 午前

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