第106回看護師国家試験問題解説と解答速報 午後(PM)問題1-問題10

皆さま、午前の部、本当に御疲れ様でした。 さあ!!ここからは【午後の部】です。

手堅く、手堅く、1点を積み上げてまいりましょう。基本問題をとりこぼさない。
ここさえ、おさえておけば、皆さまの実力なら結果は必ず、ついてきます!!

では、気になる問題、難しくて迷いに迷った問題など、御一緒に振り返っていただけ
れば幸いです。  宜しく御付合いくださいませ。

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題1-問題10

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題11-問題20

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題21-問題30

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題31-問題40

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題41-問題50

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題51-問題60

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題61-問題70

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題71-問題80

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題81-問題90

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題91-問題100

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題101-問題110

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題111-問題120

 

問題1

問題1
日本の平成26年(3014年)の死亡数はどれか。

1.約47万人

2.約87万人

3.約l27万人

4.約167万人

 

 

 

 

 

 

 

正解は、3と 考えます。

厚生労働省資料より、関連部分を一部抜粋して御紹介いたしましょう。

126万1000人とありますので、選択肢3の、約127万人が正しい数字です。

★  出生数

出生数は、100 万1000 人、出生率(人口千対)は、8・0 と推計される。

★  死亡数

死亡数は、126 万9000 人、死亡率(人口千対)は、10・1 と推計される。

なお、主な死因の死亡数は

第1位   悪性新生物  37 万人、

第2位   心疾患    19 万6000 人、

第3位   肺炎     11 万8000 人、

第4位   脳血管疾患  11 万3000 人と推計される。(次頁参照)

また、死産数は、2 万3000 胎、死産率(出産千対)は2・.5 と推計される。

★ 自然増減数

自然増減数は、

△26 万8000 人、自然増減率(人口千対)は、△2・1 と推計される。

こちらのアドレスから、厚労省資料がご覧になれます。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei14/dl/honbun.
pdf#search=%27%E5%B9%B4%E9%96%93%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E8%80%85%E6%95%
B0++2014%E5%B9%B4%27

◆◆◆ 余談ですが・・・ ◆◆◆

模試などで、試験問題を作成する際には、各単元の1問目、2問目は、あ・え・て、
難しめに作成することが多いです。

また、数字にちなむ問題も、ひっかけや、ケアレスミスを誘うようにと用いることも
多々あります。

受験生さんのペースを霍乱して、戦意消失をねらってのことですね。(すみません)

なので、1問目、2問目が思うように解けなくても、ぜんぜん大丈夫。ほかの受験生さん
たちも、おなじように、『げげげえええええええっ』て、思っておられるはずですから。

決めたとおりの時間配分、決めたとおりのペース配分で解いて、ベストアンサーを
マークしたら、次!にすすみましょう。 基本問題が皆さまを、待っています。

問題2
平成25年(2013年)の国民健康・ 栄養調査によ40歳代男性の肥満者の割合に最も近いのはどれか。

1.15%

2.35%

3.55%

4.75%

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は 2と 考えます。

ふっふっふ。 またしても、数字じゃ。(くるしゅうない)  なんちゃって。

この調査報告も、厚生労働省から報告されていますので、すこしだけ内容を御紹介
させていただきましょう。

体重 ÷ 身長 ÷ 身長 で算出されるのが、BMI ですね。

調査では、約6割のひとが、『ふつう』の範囲にあてはまるそうです。

ただし・・・

残念ながら、『肥満』にあてはまる者の割合は、女性よりも、男性に多くみられ、
男性の年齢階級別にみると、40代が、最も多いとされ、34・9パーセントという
数字になっています。

問題3
光化学オキシダントの原因物質はどれか。
 
1.ヒ素

2.フロン

3.窒素酸化物

4.ホルムアルデヒド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、3と 考えます。

ふり幅、広っ!! ですが、皆さまが御活躍されるフィールドの広さをかんがえれば、
なっとく、なっとく。

『光化学オキシダント』(OX)とは、光化学スモッグの原因となる大気中の酸化性
物質の総称ですね。

【窒素酸化物】と、【炭化水素】とが、光化学反応をおこすことにより生じます。

強力な酸化作用をもち、健康被害を引き起こすとされます。

ちなみに、選択肢2の、フロン類は、オゾン層破壊の原因とされるものですね。

 

問題4
後期高齢者医療制度が定められているのはどれか。

1.医療法

2.健康保険法

3.高齢社会対策基本法

4.高齢者の医療の確保に同する法律

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は 4と 考えます。

健康保険法が改正され、新しく創設されたのが、【高齢者の医療の確保に関する法律】
ですね。

第1条の『目的』を、御紹介してみましょう。

第一条  (目的)

この法律は、国民の高齢期における適切な医療の確保を図るため、医療費の適正化を
推進するための計画の作成及び保険者による健康診査等の実施に関する措置を講ずると
ともに、高齢者の医療について、国民の共同連帯の理念等に基づき、前期高齢者に係る
保険者間の費用負担の調整、後期高齢者に対する適切な医療の給付等を行うために必要な
制度を設け、もつて国民保健の向上及び高齢者の福祉の増進を図ることを目的とする。

問題5

国際看護師協会〈ICN〉による看護師の倫理綱領における看護師の基本的責任はどれか。

1.疾病の回復

2.医師の補助

3.苦痛の緩和

4.薬剤の役与

 

 

 

 

 

 

正解は 3と 考えます。

 

問題6
肺サーファクタントの分泌によって胎児の肺機能が成熟する時期はどれか。

1.在胎10週ころ

2.在胎18 週ころ

3.在胎26週ころ

4.在胎34週ころ

 

 

 

 

 

 

正解は 4と 考えます。

問題7
入院患者の与薬時に誤認を防止するために確認するのは患者の名前とどれか。

1.診察券

2.お薬手帳

3.健康保険証

4.ネームバンド

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は 4と 考えます。

問題8
基礎代謝量が最も多い時期はどれか。

1.青年期

2.壮年期

3.向老期

4.老年期

 

 

 

 

 

 

正解は 1と 考えます。

問題9
介護老人保健設の設置目的が定められているのはどれか。

1.介護保険法

2.健康保険法

3.地域保健法

4.老人福祉法

 

 

 

 

 

正解は 1と 考えます。

 

問題10
病床数300床以上の医療機関で活働する感染制御チ一ムで適切なのはどれか。

1.医師で構成される。

2.各病棟に配置される。

3.アウトブレイク時に結成される。

4.感染症に関するサーベイランスを行う。

 

 

 

 

 

 

 

正解は 4と 考えます。

・アンケート午後難易度

2017第106回看護師国家試験難易度 午後

・予想ボーダーラインアンケート

第106回予想ボーダーラインアンケート

FB ツイートで拡散お願いします。数量が多いと精度も上がります。

問題難易度アンケート 午前

ツイート FBいいね!が多いと解説が更に詳しくなります。

頑張って、最速で解答解説アップします。宜しくお願いします。

解説リクエストの場合は、掲示板にお願いします。

次のページへ移動

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題1-問題10

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題11-問題20

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題21-問題30

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題31-問題40

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題41-問題50

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題51-問題60

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題61-問題70

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題71-問題80

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題81-問題90

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題91-問題100

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題101-問題110

第106回看護師国家試験問題解説PM 問題111-問題120

yakuzaishibbs ishibbs kangoshibbs shikaisibbs

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ