第29回介護福祉士国家試験問題解説 問題39
第29回介護福祉士国家試験問題解説
問題39
介護福祉職が行う爪切りに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 爪は十分に乾燥させてから切る。
2 周囲の皮膚に腫れや傷がある場合は,少しずつ切る。
3 手の爪は,手首を持って動かないようにして切る。
4 爪の先端の白い部分を1mmぐらい残して切る。
5 爪やすりは,中央から端に向かってかける。
◆解答解説
問題39
正解は、4と、します。
実は、実は、とおおおおおおおっても奥が深いのが、【爪きり】の正しい方法。
健康な皆さまであれば、忙しい時は、ちゃちゃっと切っちゃうこともありですが、
(いえ、本当は、丁寧にが、BEST。爪の健康にためにも)
ご高齢のかたや、障害のあるかた、ちいさな子供さんなどの爪きりには、細心の注意と、
正しい知識が必須とされるのですね。
爪きりは、できれば入浴後などの、つめが柔らかくなっているときがグッドタイミング
ですが、難しい場合などは、手浴後や、蒸しタオルで温めたりも良い方法です。
準備が整ったら、いよいよ開始ですが、設問3のように、手首を持っては、爪の具合が
よく見えないですよね。これでは、危険!! NGであります。
また、爪やすりは、決してゴシゴシと、ちからまかせに削ってはいけません。
動かす方向は、【爪の端】から【爪の中央】へ向かって、が正解。
これは、爪って、中央の部分が、両端よりも、高くなっているからだそうです。
もちろん、必要に応じて、爪のカドを滑らかにする場合なども、やすりの角度を工夫
して丁寧にかけます。
御家族や、同僚、御友人などに、モデルになっていただいて、ぜひ、爪きりの達人に!
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