第29回介護福祉士国家試験問題解説 問題6
第29回介護福祉士国家試験問題解説
問題6
Cさん(30歳,女性)は介護老人福祉施設で常勤職員として働いている。
出産を来月に控えて,産前6週間・産後8週間,の予定で産休を取ることにした。
産休中のCさんの所得の喪失または減少を補填するために,医療保険制度から支給されるものとして,適切なものを1つ選びなさい。
1 出産育児一時金
2 休業補償給付
3 傷病手当金
4 育児休業給付
5 出産手当金
◆解答解説
問題6
正解は、5と、します。(変更いたしました。)
つい、あわてて読み過ごしてしまいそうなのですが、問題の文章には、医療保険制度から
支給されるもの・・・とありますね。
育児休業給付は、雇用保険からの支給となりますので、ここは、却下しなければならない
ちょっと意地悪な問題でした。
【出産手当金】に関するわかりやすい文章を、全国健康保険協会HPより、一部抜粋して
御紹介いたしましょう。
◆◆ 出産のため会社を休んだときは、出産手当金が支給されます。
被保険者が出産のため会社を休み、その間に給与の支払いを受けなかった場合は、出産の日
(実際の出産が予定日後のときは出産予定日)以前42日(多胎妊娠の場合98日)から出産の
翌日以後56日目までの範囲内で、会社を休んだ期間を対象として出産手当金が支給されます。
出産日は出産の日以前の期間に含まれます。また、出産が予定日より遅れた場合、その遅れた
期間についても出産手当金が支給されます。
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