第29回介護福祉士国家試験問題解説 問題122
第29回介護福祉士国家試験問題解説
次の事例を読んで,問題120から問題122までについて答えなさい。
〔事 例〕
Lさん(25歳,男性,障害支援区分5)は,大学2年生の時,交通事故が原因で頸髄損傷(cervical cord injury)となった。
現在は毎日,居宅介護を利用しながら,母親と生活している。
Lさんは四肢麻痺のため自分で体を動かすことがで,きずに,多くの時間をベッドで
過ごしている。リクライニング式車いすに移乗するときは,移乗リフトを使用してい
る。Lさんは,母親の腰痛が悪化していることを知っているので,母親に介助を頼む
ことを遠慮している。そのため,介護福祉職が来たときに,リクライニング式車いす
に乗せてもらっている。Lさんは車いすで座位になると,たびたび起立性低血圧で気
分が悪くなる。
日中はマウススティックを使用して,パソコンで友人とメールのやり取りを楽しんでいる。
最近はパソコン教室に週1回は通いたいと考えて,「長時間の外出時の移動の介護を
お願いしたいがどうしたらよいか」と介護福祉職に相談した。
問題122
介護福祉職は, Lさんがパソコン教室に通うことができるように,相談支
援専門員にサービス等利用計画の変更を相談したいと考えている。
Lさんが利用できるサービスとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 同行援護
2 行動援護
3 重度訪問介護
4 自立訓練事業
5 成年後見制度利用支援事業
◆解答解説
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