看護師国家試験 解説(午後問題81~85)
第105回看護師国家試験 解説 午後問題
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午後問題81
食事摂取基準に耐容上限量が示されているビタミンはどれか。2つ選べ。
1.ビタミンA
2.ビタミンB1
3.ビタミンB2
4.ビタミンC
5.ビタミンD
解答・解説
午後問題82
水腎症の原因で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.前立腺癌
2.陰嚢水腫
3.ループス腎炎
4.神経因性膀胱
5.腎アミロイドーシス
解答・解説
午後問題83
児童相談所の業務はどれか。2つ選べ。
1.児童の一時保護
2.自立支援給付の決定
3.不登校に関する相談
4.身体障害者手帳の交付
5.放課後児童健全育成事業の実施
解答・解説
午後問題84
前腕の内側中央部に創部がある患者で、創部のガーゼがずれないよう固定をする必要がある。
伸縮性のある巻軸包帯を使う場合に適切なのはどれか。2つ選べ。
1. 創の部位から巻き始める。
2. 包帯を伸ばした状態で巻く。
3. 前腕部の巻き方は螺旋帯とする。
4. 手関節から肘関節まで巻く。
5. 巻き終わりは環行帯とする。
解答・解説
正解は、3、5、と かんがえます
おおおおおおっとおおお!! 問題81からは、正しいものが2つ!!ですね。まずは、ケアレスミスをしないことが、最重要課題でありました。
包帯の歴史は、古代エジプトにまで、さかのぼるとされるそうです。日本最古の医学書である、『医心方』にも、包帯の記載がちゃんと記載あるのだとか・・・
それでは、包帯の巻き方のおさらいかねて、御一緒にみてまいりましょう。
◆環行
同じ場所に包帯を重ねて、通常は、軸に真横に巻く巻き方です。包帯の巻き方は、ごく一部の例外を除き、巻き始めと巻き終わりはこの環行を使います。また、包帯を巻いている際に、思った方向に巻きにくいときに向きを調整する際にも使います。よって、選択肢5を、正解にします
◆螺旋帯
太さが同じくらいの部分を巻くときに使う巻き方ですが、ずれたりしやすいので固定としては使いません。包帯を2分の1から3分の2重ねてらせん状に巻いていく巻き方で、副子(固定包帯に用いられる添え木など固定の補助に使うもののこと)をあてる前に覆ったり、軽く押えたりする際に使う事が多い巻き方です。よって、選択肢3も、正解とします
選択肢1の、巻き始めですが、これは固定しやすい部分からが原則ですよね。したがって、患部からいきなりは、当然にNG!!また、巻き終わりの際は結び目などが、患部の上にならないように、注意します。よって、1は、却下に。
選択肢2の、伸縮性包帯の取扱いかたですが、すでに包帯に伸縮性をもたしていますので必要以上に伸ばすことは、逆に、血行障害をまねくおそれがあります。よって、2も、却下に。
選択肢4の、部位ですが包帯の目的を、大きくは以下の2つとかんがえますと・・・
(1)創傷や表在性の病変を感染から保護する。
(2)出血や腫脹をおさえ、滲出液の吸収を促すために圧迫を加える。
必要以上に巻くことは、かえって血行障害、運動障害をまねくこともあるため不要。創部のガーゼを固定すると、問題文にもありますので、4も、却下いたします。
午後問題85
壮年期の特徴はどれか。2つ選べ。
1. 骨密度の増加
2. 味覚の感度の向上
3. 総合的判断力の向上
4. 早朝覚醒による睡眠障害
5. 水晶体の弾力性の低下による視機能の低下
解答・解説
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