看護師国家試験 解説(午前問題106~110)
第105回看護師国家試験 解説 午前問題
▼看護師Top▼第106看護師国家試験における採点除外等の取扱いをした問題▼第106回看護師国家試験 正答値表▼合格発表▼合格率▼合格基準点▼学校別合格率▼試験会場一覧▼解答速報 ●午前問題 ●午後問題▼試験問題解説▼看護師リアルタイム ツイート▼Webアンケート(難易度等)▼過去問題▼看護師の求人情報▼看護師の給与・年収▼看護師 掲示板
午前問題106 【解答割れ問題】
Aさんの状態に最もあてはまる性感染症〈STD〉はどれか。
1. 性器ヘルペス
2. 尖圭コンジローマ
3. 膣トリコモナス症
4. 性器クラミジア感染症
解答・解説
正解は、4と、かんがえます
性交後の白色のおりもの、 外陰部の腫瘤はなく、掻痒感、痛みはないこと下腹部痛あり・・・ 以上から、【性器クラミジア感染症】をうたがいます。
【性器クラミジア感染症】は、日本で1番感染者数が多い、
女性の場合は、子宮頸管に感染し、子宮頸管炎を起こします。
おもな症状として、おりものの増加、不正出血、下腹部の痛み、
性器ヘルペス(初発型)では、外陰部の激しい痛み、排尿痛、
尖圭コンジローマは、主に性行為によって、
膣トリコモナスは、原虫によって引き起こされるSTDで、
午前問題107
Aさんは「彼とは交際を続けたいので、性感染症〈STD〉のことは黙っていてもよいですか。今日、相談に来たことも彼には話していません」と看護師に話した。
Aさんに対する看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1. パートナーには話さなくてもよいと伝える。
2. パートナーに来院を促す電話をすると伝える。
3. Aさんが通う大学の保健センターの看護師に相談するよう勧める。
4. 性感染症〈STD〉に罹患したことをAさんからパートナーに伝えるよう勧める。
解答・解説
午前問題108
Aさんは医師から「パートナーにも感染の可能性があるので性交渉をしないように」と説明を受けた。Aさんは看護師に「パートナーとはいつから性交渉をしてもよいですか」と相談した。
性交渉を再開する時期の説明で正しいのはどれか。
1. 処方された内服薬をAさんが飲み終えた後
2. Aさんの性感染症〈STD〉の症状がなくなった後
3. パートナーが性感染症〈STD〉の検査を受けた後
4. Aさんとパートナーの性感染症〈STD〉の治癒が確認された後
解答・解説
次の文を読み109~111の問いに答えよ。
Aさん(36 歳、経産婦)は、夫と長男(3歳)との3人で暮らしている。妊娠40 週0日、午前9時にAさんは陣痛開始のため入院した。 このときは未破水であった。午後1時、体温36.8℃、脈拍64/分、血圧126/70 mmHg であった。Aさんに分娩監視装概を装着したところ、陣痛間欠4分、胎児心拍数基線は140 bpm で、一過性徐脈はみられなかった。午後2時、破水感があり医師が診察したところ、子宮口は7 cm開大であり、羊水の流出がみられた。
午前問題109
この時点でのAさんのアセスメントで適切なのはどれか。
1. 胎児頻脈
2. 前期破水
3. 分娩第1期
4. 妊娠高血圧症候群
解答・解説
午前問題110
午後2時30分、Aさんは3,300 g の女児を正常分娩した。分娩時の出血量は200 mL であった。産褥3日、体温37.0℃、脈拍76/分、血圧118/60 mmHg であった。血液データは、Hb 11 g/dL、Ht 35 %であった。子宮底の位置は臍下2横指で硬く、赤色の悪露がみられた。乳房は左右とも張り、乳管の開口数は3本ずつで黄色の乳汁が分泌している。乳頭の伸びは少なく児が吸啜するまでに時間がかかっている。
看護師のAさんへの対応で最も適切なのはどれか。
1. 鉄分の多い食事を勧める。
2. 子宮底に冷罨法を行う。
3. 乳頭のケアを行う。
4. 授乳を中止する。
解答・解説
▼看護師Top▼第106看護師国家試験における採点除外等の取扱いをした問題▼第106回看護師国家試験 正答値表▼合格発表▼合格率▼合格基準点▼学校別合格率▼試験会場一覧▼解答速報 ●午前問題 ●午後問題▼試験問題解説▼看護師リアルタイム ツイート▼Webアンケート(難易度等)▼過去問題▼看護師の求人情報▼看護師の給与・年収▼看護師 掲示板