解説 問題105(午前)
【午前 問題105】
Aちゃんの手術は無事終了した。翌日、Aちゃんは眼のガーゼと眼帯が外され、抗菌薬の点眼が始まり、退院が決まった。Aちゃんは眼を触らないように両上肢に肘関節抑制帯をつけている。母親は「手術が無事に終わってほっとしました」と話した。
母親に対する退院後の留意点の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.「家でも点眼を続けてください」
2.「家に帰ったら洗顔してもよいです」
3.「眼脂が続いたら受信してください」
4.「物が二重に見える事があります」
5.「家に帰ったら肘関節の固定は必要ありません」
【解説】
正解は、1と、4 と考えます
実にさまざまなパターンがあるとされる、斜視ですが、臨床の現場では、『両眼が同じ方向を向いていない状態が常時続いている状態』あるいは、『両眼が同じ方向を向いていることもあるが、ときに、自分の意思に反して同じ方向にならなくなる状態』をいいます。
さて、術後ですが、目の位置の変化にあたまがついていかないことがあり、物が二重に見えることがあるとされます。
医師の指示どおりに点眼を続けること、感染予防をこころがけることも、とても大切ですね。