第19回精神保健福祉士国家試験問題80

第19回介護福祉士国家試験問題解説

次の事例を読んで,問題78から問題80までについて答えなさい。

 〔事 例〕

 Kさん(38歳、女性)は,大学を卒業後にIT企業で勤務。5年前に対人関係のト
ラブルから抑うっと希死念慮が出現し, w精神科病院を受診したところ,うつ病と診
断され,短期間ではあるが入院した。Kさんは退院後,通院を続け抑うつはほぼ消失
したが,気力が続かず,疲れやすく,働き続ける自信をなくして退職し,自宅でひき
こもりがちな生活をしていた。

 2年前に,同じW精神科病院に入院していた人が就労したと知ったことから,「自
分も仕事がしたい」と就職に興味を持ち,w精神科病院のL精神保健福祉士に相談を
した。面談を通じて, Kさんは一般企業での就労を希望していること,体力は低下し
ているが症状は落ち着いていること, ITの技術もあることが分かった。L精神保健
福祉士は,一定期間の訓練後にはKさんが一般企業への就労も可能であると考え,近
隣のX機関を紹介した。X機関ではM精神保健福祉士が個別支援計画を作成し,Kさ
んの利用が始まった。(問題78)

 KさんがX機関を1年利用した後. KさんとM精神保健福祉士の間で今後の方向性
が話し合われた。Kさんは,「私もそろそろ一般企業でITの技術を生かして働きた
いと思っています。ただ,病気のことを理解した上で職務内容を調整してくれる職場
で働きたいのですが」と語った。M精神保健福祉士は,法律に定められた障害者向け
の雇用制度があることを説明した。その後, KさんとM精神保健福祉士は,障害者向
けの求人を斡旋している公共のY機関を訪れた。Y機関では,A担当者が対応した。
(問題79)

A担当者は,KさんにIT企業を斡旋した。そのIT企業はKさんを障害者雇用率
に算定して雇用することにした。(問題80)

 

問題80
次のうち,A担当者がKさんにIT企業を斡旋する前に確かめたこととして,正しいものを1つ選びなさい。

1 障害基礎年金の受給

2 精神障害者保健福祉手帳の所持

3 ストレスチェックへの回答

4 サービス等利用計画の作成

5 障害支援区分の認定

◆解答解説

お願い、 解答、解説がアップされるまで、問題難易度アンケートにご協力お願いします。

問題難易度ページへ移動

次のページへ移動>>

目次TOPページへ移動

<<前にページに戻る

問題難易度ページへ移動

精神保健掲示板

精神保健福祉士合格率推移

精神保健福祉士合格基準点

精神保健福祉士国家試験学校別合格率

ケアマネ試験受験資格変更について

ケアマネ試験過去問題無料解説

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ