第29回介護福祉士国家試験問題解説 問題119

第29回介護福祉士国家試験問題解説

次の事例を読んで,問題117から問題119までについて答えなさい。
 
【事 例】

Kさん(88歳,男性)は,妻(82 歳)と二人暮らしであった。5年前にアルツハイ
マー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断された。1年ほど前から,
会話がかみ合わなくなった。離れて暮らす一人息子のこともわからなくなり,「会社
に行く」と外出して行方不明になることがあった。そのため,自宅での介護が困難で,
半年前に認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居した。入居時は表情が険
しく精神的に不安定で徘徊がたびたびみられた。しかし,事業所内で取り組んでいた
回想法に参加すると,徘徊はみられなくなってきた。
ある日の午後,「痛い,痛い」と繰り返,しながら足を叩いて,床に座り込む様子が見られた。
 

 

問題119
病院を受診した日の夜中にKさんが,「仕事に行かないと怒られる」と興奮した口調で部屋から出てきた。
介護福祉職がKさんの不安な思いを受け止めると,入眠した。しかし, 30分後に再び,「会社に行く」と
興奮する様子が見られた。
興奮しているKさんへの介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 会社は休みだと言う。

2 早く寝るようにと言う。

3 怒られることはないと言う。

4 仕事をしていた時の話をする。

5 息子の話をする。

◆解答解説

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