第107回看護師国家試験問題解説 午前 1-10

第107回看護師国家試験問題解説 午前 1-10

問題1(午前 第107回看護師国家試験問題)
平均寿命で正しいのはどれか。
1. 0歳の平均余命である。
2. 20歳の平均余命である。
3. 60歳の平均余命である。
4. 死亡者の平均年齢である。
解答解説






★解答解説★

問題1

正解は、1 といたします

栄えある、『第107回 看護師国家試験』、第1問目を 飾ったのは!!

『平均寿命』でありました。

ううむ。

やはり。

そうきたか。

ですよね。

ちなみに、過去問題をふりかえってみますと・・・

★★ 第106回では、

平成25年(2013年)の国民生活基礎調査による有訴者率(人口千対)で正しいのは
どれか

★★ 第105回では、

日本の平成26年(2014年)の生産年齢人口の構成割合に最も近いのはどれか

★★ 第104回では、

日本の将来推計人口で2020年の65歳以上人口が総人口に占める割合に最も近いのは
どれか。

★★ 第103回では、

日本の平成26年(2014年)における出生数に最も近いのはどれか。

★★ 第102回では、

日本の平成25年(2013年)における総人口に最も近いのはどれか。

おもいっきり。

統計関連問題ばっか。

ここは、過去問を踏襲して。

数値そのまんまというより、ざっくりでもいいので、自分の中でヒントになる

数字をおさえておくことが、得点につながりそうですね。

そして。

皆さまが目指す看護師さんの資格が、国家資格であることも、ちょっぴり意識して

おきたいところ。

『国策』にもつながる、さまざまな数字。

国民医療費、社会保障給付費、介護保険認定者数、介護の状況、生活保護などなど。

知っておいてね。

覚えておいてね。

そんな、厚労省、内閣府、関連諸機関からの、御願いも聴こえてきそうです。

問題2(午前 第107回看護師国家試験問題)
平成27年(2015年)の病院報告による一般病床の平均在院日数はどれか。
1. 6.5日
2. 16.5日
3. 26.5日
4. 36.5日
解答解説






★解答解説★

問題2

正解は、2 といたします

続いては、『一般病床における平均在院日数』、に関する出題となります。

出典 厚生労働省ホームページ

(1)病床の種類別にみた平均在院日数

病院の平均在院日数は29.1 日で、前年に比べ0.8 日短くなっている。
病床の種類別にみると、「精神病床」は274.7 日で前年に比べ6.5 日短く、「療養病床」は158.2 日で前年に比べ6.4 日短くなっている。
「一般病床」は16.5 日で前年に比べ0.3 日短くなっている。
また、「介護療養病床」は315.8 日で、前年に比べ0.3 日長くなっている。
また、療養病床を有する診療所の「療養病床」は102.3 日で、「介護療養病床」は108.5 日となっている。

ここでも、過去問題を振り返ってみますと・・・

第106回では、

平成26年(2014年)の感染症発生動向調査による年間の性感染症報告数で最も
多いのはどれか。

第105回では、

運動習慣が身体機能に与える影響で正しいのはどれか。

第104回では、

日本の平成25年(2013年)における傷病別にみた通院者率が男女ともに最も
高いのはどれか。

第103回では、

平均寿命は[ ]歳の平均余命である。[ ]に入るのはどれか。

第102回では、

飲酒に起因する健康障害はどれか。

2つのパターンにわかれていますね。

【統計】でくるのか、それとも、【生活や行動に関するもの】か。

ここで、2つ目の大項目である、『健康と生活』

そして、中項目となる、『生活行動・習慣』、『労働』、『生活環境』に

御注目ください。

それぞれの、中項目と、小項目のつながりは、以下になります。

◇◇  生活行動・習慣

a   食事・栄養

b   睡眠

c   運動

d   代謝障害

e   喫煙

f   ストレス

g   メンタルヘルス

h   ライフスタイル

i   性行動

◇◇  労働

a   職業と疾病

b   労働環境

c   雇用形態

d   母性保護と両立支援

◇◇  生活環境

a   水・空気・土壌

b   食品衛生

c   住環境・社会環境

なんとなーく、見えてきましたね。

過去問題をさかのぼると、午前の部の、最初の3問、もしくは、4問は、

中項目である、

人口静態・人口動態、健康状態と受療状況、.生活行動・習慣、労働、生活環境の

それぞれの、小項目から、

ひっぱってきているんですね。

学習すべきこと。

覚えておくべきこと。

これらがわかれば、皆さまの実力をもってすれば、1問目から、きっちり先制点を挙げて

いただけるとおもいます。

統計でます。

絶対でます。

ってことですね。

問題3(午前 第107回看護師国家試験問題)
シックハウス症候群に関係する物質はどれか。
1. アスベスト
2. ダイオキシン類
3. 放紆注セシウム
4. ホルムアルデヒド
解答解説






★解答解説★

問題3

正解は、4 といたします

ナース国試ですから、ついつい、厚生労働省関係法令に重きをおいて

しまいがちですが、『国土交通省』もおわすれなく!! というわけで、

建築基準法に基く、シックハウス対策に係る法令があるのですね。

ここで一部ですが、 抜粋して、御紹介してみましょう。

建築基準法施行令

第二十条の五 

法第二十八条の二第三号の政令で定める物質は、クロルピリホス及びホルムアルデヒド

とする。

(居室を有する建築物の建築材料についてのクロルピリホスに関する技術的基準)

上記より、

シックハウス対策の規制を受ける化学物質として、『クロルピリホス』及び、『ホルムアル

デヒド』が該当することがわかりますね。(令第20条の5)

よって、正解は、 4と なります。

問題4(午前 第107回看護師国家試験問題)
介護保険法に基づき設置されるのはどれか。
1. 老人福祉センター
2. 精神保健福祉センター
3. 地域包括支援センター
4. 都道府県福祉人材センター
解答解説






★解答解説★

正解3

 

 

問題5(午前 第107回看護師国家試験問題)
QOLを評価する項目で最も重要なのはどれか。
1. 高度医療の受療
2. 本人の満足感
3. 乳児死亡率
4. 生存期間
解答解説






★解答解説★

正解2

問題6(午前 第107回看護師国家試験問題)
原始反射はどれか。
1. 手掌把握反射
2. 視性立ち直り反射
3. パラシュート反射
4. Landau〈ランドー〉反射
解答解説






★解答解説★

正解1

問題7(午前 第107回看護師国家試験問題)
思春期にみられる感情の特徴はどれか。
1. 情緒的に安定し穏やかになる。
2. 思い通りにならないと泣き叫ぶ。
3. 親に対して強い愛情表現を示す。
4. 依存と独立のアンビバレント〈両価的〉な感情をもつ。
解答解説






★解答解説★

正解4

問題8(午前 第107回看護師国家試験問題)
老年期の身体的な特徴はどれか。
1. 総水分量が増加する。
2. 胸腺の重量が増加する。
3. 嗅覚の閾値が低下する。
4. 高音域における聴力が低下する。
解答解説






★解答解説★

正解4

問題9(午前 第107回看護師国家試験問題)
一般病床の看護職員の配置基準は、入院患者【  】人に対して看護師及び准看護師1人と法令で定められている。
【  】に入るのはどれか。
1. 2
2. 3
3. 4
4. 6
解答解説






★解答解説★

正解2

問題10(午前 第107回看護師国家試験問題)
嚥下に関わる脳神経はどれか。
1. 嗅神経
2. 外転神経
3. 滑車神経
4. 迷走神経
解答解説






★解答解説★

正解4

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