第29回介護福祉士国家試験受験者数 激減 約8万人
第29回介護福祉士国家試験受験者数 激減 約8万人
合格率を低く抑え、来年の受験生を確保することも想定されますので、高得点を目指しましょう!
下記の新聞記事を読んで思うこと。
第28回試験までの介護福祉士受験資格は、試験日までに、三年以上の実務経験でしたが
緩和化され、第29回は、29年の3月31日までの実務経験で、3年以上あれば受験できるように変更されています。
従来の試験とは異なり、実務経験が三年未満で受験しているということになります。
受験生が激減することを見越して、受験料を高く設定し(看護師国家試験の約4倍の受験料)
受験生も、実務経験年数がすくなくても可とする青田買いをし、受験生を増やそうとしていました。
しかし、受験生が8万人も激減していることは、介護業界の現状を反映していることが伺われます。
構造的に、所得が上がらない構造化では、明るい将来の展望は望めまいでしょう。
ある意識調査アンケートによると、介護世業界の将来が明るい、やや明るいと回答した
割合は、こちらにあります。
試験前に知っておいたほうがよいことは、
合格率を低く抑え、来年の受験生を確保することも想定されますので、高得点を目指し、上位合格を目指すことが大事であろうということです。
毎日新聞2017年1月27日 出典
29日に実施する介護福祉士の国家試験の受験申込者数が前年度の半分の約8万人に激減していることがわかった。
今年度から受験資格として実務者研修が義務付けられたのが要因とみられる。
介護福祉士は国家資格で、介護職の中核的な役割を担うことが期待されている。
社会福祉振興・試験センターによると昨年度は16万919人だったが、今年度は7万9113人。合格率は例年6割前後。
昨年度までは「3年以上の介護職としての実務経験」があればよかった。
しかし、厚生労働省は「介護職の資質向上」を打ち出し、実務者研修を導入。
たん吸引など医療的なケアも含めた研修の受講が義務付けられた。
研修時間は、ヘルパー2級の資格がある人は320時間だが、無資格の場合は450時間。
受講料も必要で、勤務先の施設などが出してくれなければ自己負担になる。
一方で、資格を取得しても賃金アップは月5000~1万円程度のケースが多いとされている。
淑徳大学の結城康博教授(社会保障)は「450時間の研修は長すぎる。
働きながらお金をかけて実務者研修を受けるのはハードルが高く、その割に国家資格を取得しても、
それに見合う賃金体系になっていないのが要因の一つではないか」と話す。
介護業界内にも、将来的に人手不足がさらに深刻化しかねないとの懸念がある。
実務者研修は当初、2012年度実施予定だったが、
介護の人材不足が深刻化しかねないなどとして2度にわたって延期され、研修時間も600時間から短縮された。
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